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  1. 府中市議会 2022-09-16
    令和 4年第5回予算特別委員会( 9月16日厚生分科会)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 4年第5回予算特別委員会( 9月16日厚生分科会)               令和4年第5回府中市議会定例会             予算特別委員会厚生分科会会議録  令和4年9月16日午後1時0分、予算特別委員会厚生分科会を議場において開会した。 1 出席委員   主 査  広瀬和彦         副主査  真田光夫   分科員  棗田澄子         分科員  水田 豊   分科員  大本千香子 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   健康福祉部長   唐川 平   参事兼湯が丘病院事務長                             皿田敏幸   医療政策課長   大森健司   市民課長      内海敏雅   健康推進課長   宮原哲也   女性こども課長   池田かおり   ネウボラ推進課長 山田資子   福祉課長      近藤鉄也   介護保険課長   山路英利   上下地域共生推進課長                             佐々本 積 1 事務局及び書記   事務局長     皿田利光   主任        吉岡佑三子
    1 本日の会議に付した事件   議案第64号 令和4年度府中一般会計補正予算(第4号)について   議案第65号 令和4年度府中国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について   議案第66号 令和4年度府中介護保険特別会計補正予算(第1号)について   議案第67号 令和4年度府中後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜               午後1時0分 開会・開議 ○主査広瀬和彦君) ただいまから予算特別委員会厚生分科会を開会いたします。  これより議事に入ります。  予算特別委員会に付託されました案件のうち、議案第64号「令和4年度府中一般会計補正予算(第4号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長唐川平君) 補足説明はございません。慎重なる審議をよろしくお願いいたします。 ○主査広瀬和彦君) これより、本分科会審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は、まず補正予算説明資料に記載の事業について行い、次に、それ以外の部分について、款または項の番号順に行います。原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いいたします。  なお、歳入のうち、本分科会審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いいたします。  これより、補正予算説明資料に記載の事項について、質疑に入ります。  まず、資料1、住民税非課税世帯生活応援事業について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) この事業について、住民税非課税世帯への生活応援ということで、その応援の仕方がプレミアム商品券という、今まで余りなかった感じかなと思うんですけれども、こうした現金という形ではなくて商品券の形で、それも3カ月間しか使えない、なおかつ、大型店舗は、今回外されていたように思うんですけれども、そうしたちょっと利用するところが狭いものについて、そういう形で出されるという決定をされた経緯を教えていただきたいと思います。 ○主査広瀬和彦君) 近藤福祉課長。 ○福祉課長近藤鉄也君) 府中プレミアム商品券とした理由なんですが、感染拡大鎮静化を繰り返す新型コロナウイルス感染症は、いまだ出口の見えない状況が続き、長期にわたる行動制限活動自粛事業者も市民も閉塞感から抜け出せない日常があると捉えております。  そういった中で、コロナ禍長期化で収入が著しく減少した住民税非課税世帯など、低所得者生活支援と諸物価高騰などにより停滞している地域経済の回復と活性化を図るため、給付手段府中プレミアム商品券を活用することとしました。 ○主査広瀬和彦君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 現金じゃない理由を教えていただけますか。 ○主査広瀬和彦君) 近藤福祉課長。 ○福祉課長近藤鉄也君) 現金でお渡しするという臨時特定交付金とか、低所得者とか、子育て支援のために、いろいろ臨時給付金を配っている中で、経済的な負担の軽減が図れ、生活の不安の解消の一助という形になっておるんですが、このたびは事業者の、地域の活性化を含めて、商品券の活用を決めさせていただきました。 ○主査広瀬和彦君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 住民税非課税となっておりますけれども、その対象者は、どこまで含まれるようになりますか。 ○主査広瀬和彦君) 近藤福祉課長。 ○福祉課長近藤鉄也君) 住民税非課税なので、均等割、所得割も完全にかかっていない方を対象に、こちらのプレミアム商品券を配付することになります。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  棗田分科員。 ○分科員棗田澄子君) それでは、その非課税世帯は昨年よりもどれぐらい増加しているのかということと、それから、これ、多分、事務委託されるようになるんだと思うんですけれども、印刷とか送料とか、そういうものを含まれて、その委託先はどこにされるのかを教えてください。 ○主査広瀬和彦君) 近藤福祉課長。 ○福祉課長近藤鉄也君) 非課税世帯の状況なんですが、令和3年度が5,272世帯、令和4年度が5,204世帯となっており、傾向としては横ばい状態で増加しておりませんが、府中プレミアム商品券の配付は低所得者生活支援に役立つと考えております。  また、事務委託料の内訳についてですが、商品券換金手数料140万円、商品券の印刷120万円、ポスター、チラシなどの製作、新聞折り込みなど、広報関係費として83万円、事務人件費などの費用として257万円を見込んでおります。  委託先ですが、府中プレミアム商品券による消費促進事業で使用する商品券と同じものを配付するため、府中商工会議所に委託することとなっております。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) 続いて、資料7、マイナンバーカード取得促進事業について、質疑のある方は順次御発言をお願いします。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 府中市の取得率平均値に届いていない原因の分析とかをされているのかどうか。それから、このマイナンバーカード取得事業を展開して、どのくらいの効果を予測されて、目標値は何なのか。対象は、1万3,000人ぐらいなのかなと思うんですけれども、今、府中市がちょっと足踏みになっている、この原因について、例えば年代別取得者とか、そうした傾向も踏まえて、この目標というか、何か立てられているのか伺いたいと思います。 ○主査広瀬和彦君) 内海市民課長。 ○市民課長内海敏雅君) マイナンバーカードにつきまして、8月31日現在の申請率で申し上げますと、全国で、これは8月23日時点ですけれども、全国の申請率が50.1%、広島県では8月末で53.2%、府中市が47.4%で、1万7,600人ぐらいの方が申請をされていることでございます。  確かに、国、それから県の申請率を下回っている状況にはございます。分析でございますけれども、年代別申請率取得率をはじいてみますと、府中市の場合、60歳代、70歳代の方が非常に高いといいますか、他の年代に比べて多く申請しておられるということで、40%台後半の数値が上がっております。それに比べまして60歳以下、いわゆる働く世代、お子さんが30%台、特に20歳代より下の方になりますと、30%台前半ということで、60歳代、70歳代の方と比べますと15ポイントほど低い状況があります。こういったところへより強くアプローチしていくことが必要であろうと考えております。  7月下旬から8月以降、申請窓口の増設ということで、地域巡回、お近くの公民館や集会所を回って申請窓口を広げると。近くで申請できるから便利だということで、たくさん声もいただいております。  それから、8月以降、天満屋へは毎日の増設、上下のショッピングセンターすいすいへは、毎週日曜日窓口を開くという形で、窓口の増設ということで、申請の機会をふやす、より便利な格好でということでやっております。  特に働く世代へのアプローチということでいいますと、仕事帰りにも申請していただけるように、市民課上下支所では、木曜日と金曜日に夜7時半まで窓口をあけて対応しておると。その時間に集中して来られるということはございませんけれども、1日当たり四、五人は、この時間帯に来られるということでございます。  それから、税務署、また、市の関係部署を通じて、関係団体とか企業さんに呼びかけを行いまして、事業所医療機関、薬局、こういったところから、お仕事中あるいは昼休憩の時間でも申請できるという形で、出張して申請を受けるようにしております。  それから、さらに若い層、お子さんを中心として、特に20歳代以下へのアプローチとしましては、まず、市内3つの高校にお願いをいたしまして、特に高校3年生、住民票をこちらに置いたまま市外へ就職、進学で出られる機会もあろうかと思います。そういった方々がアルバイトの申請とか、運転免許証を取られるといったときに、住民票等の書類が必要になった場合でも、マイナンバーカードがあれば、お住まいのところで、コンビニエンスストアで、そういったものが取れると、そういう利便性をぜひ知っておいてくださいということで、チラシをお配りして関心を持っていただくこともやっております。  それからもう一つ、さらに若い世代ということで、とりわけ10歳以下のお子さんが非常に率が低いということもあります。これはやはり親が取得していても、なかなか子供が申請することができないといった声もありますので、親子で一緒に申請できる場を設けようということで、市内の保育所、それから、放課後児童クラブへ出向いていきまして、お迎えの時間帯に親御さんと子供さんと一緒に申請できる、こういったことも現在取り組んでおります。  それから、市民全体への取り組みでいいますと、町内会を通じてマイナンバーカード申請方法とか、あるいは、こういう使い方ができると書いたチラシを全戸配布していただく。それから、当初、地域巡回については9月の中旬までだったわけですけれども、これを9月の後半は、さらに8カ所追加いたしまして、お近くの場所へ出向いていって、より申請しやすい環境をつくることにしております。  こういったことで、今、47.4%と、ちょっと低迷しているわけでございますけれども、これをしっかりと引き上げていこうという取り組みを行っております。  今回、補正でお願いしておりますものでございますけれども、一応の目標値といたしましては、9月末で65%、残りの35%部分を10月以降の独自施策で、対象者にしております。 ○主査広瀬和彦君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) さまざまな努力というか、取り組みをしていただいている中での47.4%ということなのかなと思いましたが、一つは、このときには5,000円の現金給付なんです。生活支援プレミアム商品券と、この現金給付の差は、どこでどういうふうに判断されるのかなという。使い方は、やっぱり現金給付のほうが、困窮者にとっては便利がいいと、私は思うんですね。マイナンバーカードの方にとっては、別に現金でもプレミアムでもいいんじゃないかなと思うんですけれども、ちょっと、これ、逆じゃないかなというのが一つあります。  それから、この広がらないというのは、一番には、いろんな国のコマーシャルをしたりとか、取り組みを随分進めているわけなんですけれども、広がりがなかなか進まないのは、要はカードを持っていて便利だったとか、カードがあったから助かったとか、そうした使ってからの便利感を余り感じていないんじゃないかなって、私自身もマイナンバーカードで何かいいことがあったかなというふうにちょっと考えるぐらいなんですね。まだまだ社会のシステムマイナンバーカードを活用したシステムになっていない。あるいは、知らされていない。こうしたことが、カードの拡大の足かせになっているんじゃないかなと思うんですけれども、カードを使っての便利さをもっと研究したりとか、それから広げるような取り組みはできないものでしょうか。 ○主査広瀬和彦君) 唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長唐川平君) 最初にお尋ねいただきました5,000円の現金、それから生活困窮者の方々への商品券のことでございますが、確かに個々個別に考えたときには、本当は現金のほうがいいんじゃないのかということも、御指摘はごもっとものところはあると思っております。  検討の経過の中で、プレミアム商品券をせっかくつくっているものを、今回のコロナのことばっかりじゃなくて、物価高騰等のあおりを受けておられて困ってらっしゃる方にお配りをする方法を考えるべきじゃないのかということがきっかけになった商品券と、今回のマイナンバーカードの国の第2弾が終わった後をどうするかというところで、現金を検討することが、同時になかなか検討できていないという背景も若干あるのかなということを御指摘を受けて感じているところではありますが、1点、マイナンバーカードを5,000円にさせていただいた経緯といいますのが、こちらも現金のほかに、商品券であったり、クオカードであったりということも議論はしたところでございます。ただ、その際に、2点目の御質問とも多少関連がするとは思っているんですが、なかなか高齢者の方々を中心に、例えばスマホを日常的に使われていない方々に、ペイペイのようなポイント決済ができるもので、2万ポイント付与できますよといっても、なかなかそれが実感として感じていただきにくいということがあって、それよりは、もっとわかりやすい現金のほうがいいんじゃないのかという議論で、その際にクオカードもあったわけですが、クオカードであると、どうしても使われるお店が限定されるということもある中で、マイナンバーカードを国の第2弾が終わった後、本当に実感していただけるとすると、5,000円という現金が最適かなというような議論があったという経過はございます。  それを生活支援のときに同じようなことができなかったのかという御指摘もあろうかとは思いますが、生活支援生活支援で、先ほど福祉課長からも答弁しましたが、市民の皆さんばっかりじゃなくて、事業者の方々も疲弊されている、苦労されていることで、少しでもそれが還元できる方法として考えたときに、そういったところにも広くあまねく恩恵が被られるということで、商品券が適切ではなかろうかと議論した経過がございます。  もう一点、利便性のことをお尋ねでございます。なかなか我々もちょっと課題に感じているところがございます。じゃあ、私自身、どういったことで恩恵を感じているかというと、例えば、ワクチンの3回接種の証明書ということになると、厚労省が発行しているアプリをインストールして、マイナンバーカードを読み込みさえすれば、簡単に3回接種の証明書が発行できますよとか、私自身使うとすると、そういったところはすっと思い浮かぶんですが、それじゃあ、そういったものがほかにもあるか、ここにもあるか、あれもあったなというのが、なかなか紹介しきれないのが実情かなと思っております。しっかり国でも、そういった開発といいますか、アピールも含めたことをしっかりしていただきたいと思うと同時に、もし、単独で市でもそういったことができるようなことがあれば、本当に皆さんにそういったカードを持っていただいていることの利便性が感じ取っていただけるようなものは、我々としても、これからしっかり研究して、勉強して、そういったものをつくり上げていく必要があろうかなとは思っております。  なかなか歯切れの悪い答弁になって恐縮ですが、まだ、本当、そういった意味では御指摘をいただいていますように足りていないところがあるのかなと感じているところでございます。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。  棗田分科員。 ○分科員棗田澄子君) 取り組みについてはさまざまされていることがよくわかりましたが、その中でも、仕事をしている人にとっては、木曜日は7時半まで受け付けているということもありましたけれども、まだ多分、なかなか浸透していないんじゃないかと思っていて、仕事中には行けないしというような声が、結構ちょっと聞いたりはしているところです。  それはそれなんですが、これを申請されて、保険証として申請をされた方は、どれぐらいいらっしゃるのかについてお聞きしたいなと思います。 ○主査広瀬和彦君) 内海市民課長。 ○市民課長内海敏雅君) マイナンバーカードを取得されまして、いわゆる保険証とのひもづけですね、これをするには一定の手続が要るわけでございますけれども、市民課上下支所では、その手続のサポートを行っております。これまでに約3,200人の方が市民課、それから上下支所で、この手続サポートを使って保険証とのひもづけをされております。これ以外にも、もちろん御自分のパソコンやスマートフォン、それから、セブン銀行のATM、また、保険証として使える病院、医療機関でも保険証のひもづけはできますので、そういった御自分でひもづけされた方もいらっしゃるということでございますので、3,200人という数字よりは、もっと多い方が保険証として使えると、そういう格好にしていらっしゃるかとは思っています。 ○主査広瀬和彦君) 棗田分科員。 ○分科員棗田澄子君) 先ほど言いましたように、まだまだ仕事をしている人たちにとっては、仕事中には行かれないので、この今の午後7時半までというのは、すごくいいことだと思うんですが、それらを周知するような方法を考えてほしいなと思います。  それから、今後、5,000円の給付は、10月から令和5年3月までだと思うんですけれども、その後の考えはあるんでしょうか。 ○主査広瀬和彦君) 内海市民課長。 ○市民課長内海敏雅君) 来年4月以降でございますけれども、ちょっと先ほどの答弁の補足ということで、ちょっと追加で申し上げます。  保険証として使えるメリットですね、先ほど大本委員の質問にもありました、利便性とか、そういったもののPRが不足しているというのもあります。なかなか細かいところまではホームページに載せたり、チラシに書いたりとかはできませんので、ちょっとここで一旦保険証に関して、こういうことに使えるということを述べさせていただきます。  一つは、御本人さんが同意すれば、医療機関や薬局で特定健診とか薬剤の情報を共有できるということで、よりよい医療が受けられるということがございます。それから、入院とか手術をされた場合、多額の支払いが発生する、これについては高額医療制度という手続が事前に必要になってくるわけでございますけれども、マイナンバーカード保険証として提示していただければ、手続が不要で、病院で自動計算していただけるということがございます。もう一つは、転職とか退職された際に保険証が切りかわるということがございます。通常でしたら、新しい保険証が届くまでに何日か期間があるわけでございますけれども、いわゆる空白の期間があっても、マイナンバーカード保険証として使えるように登録しておいていただければ、切れ目なく受診できる。保険証を使って受診できるということがございます。切りかえの手続はしっかりしていただく必要がありますけれども、保険証を持っていない期間で受診すれば、とりあえずは10割払うとか、そういったことも通常あるわけでございますけれども、マイナンバーカード保険証とひもづけしていれば、そういったことは発生しないということがございますので、こういったことが保険証で使えるメリットで、ちょっとお知らせをしておきます。  それから、4月以降でございますけれども、今回の補正でお願いしておりますのは3月までの取り組みでございます。実際、3月末、終わった時点で申請率が何パーセントになっているかは、まだこれはわかりませんけれども、今の段階では、4月以降のこういった独自施策については未定でございます。今、申し上げられるのは、とりあえず3月までは100%を目指して一生懸命頑張っていくということでございます。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) それでは、補正予算説明資料に記載の事業についての質疑は、これにて終了いたします。  次に、款または項の番号順に質疑を行います。  まず、歳出の2款総務費、3項戸籍住民基本台帳費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言をお願いします。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) なければ、歳出の2款総務費の質疑は、これにて終了いたします。  続いて、歳出の3款民生費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言をお願いします。  大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 24ページの医療的ケア児通学支援委託料という項目が上がっておりますけれども、今回、計上された対象者の人数と学年はどういう形なのか。それから、他市では、もともとこういう制度をつくっていたけれども、使い勝手が悪いので使われなかったという経緯があることも伺ったんですが、使い勝手のよさというか、制度があっても使いにくいものはないのと同じような感じだと思いますので、使いやすさについてはどういうふうに考えられているのか、伺いたいと思います。 ○主査広瀬和彦君) 近藤福祉課長。 ○福祉課長近藤鉄也君) 医療的ケア児支援委託料についてなんですが、令和3年9月に医療的ケア児支援法が施行されまして、人工呼吸器の管理やたん吸引など、医療的ケアの必要な子供の家族の支援は、国や自治体の責務とされておるところでございます。  医療的ケア児通学支援については、通学中にたん吸引等が頻回に必要なため、看護師の同乗していない学校スクールバスへ乗ることができず、保護者の運転による通学を余儀なくされております。また、保護者の運転中には吸引ができず、停車してからの吸引になりますが、混雑時には停車も困難な状況があり、命の危険と隣り合わせで日々登校している状況があります。  こうしたことから、通学が困難な児童・生徒学習機会の保障と送迎とを行っている保護者負担軽減のためということで、市独自の事業として、市内在住医療的ケア児を対象とし、介護車両内で医療的ケアを実施しつつ、自宅から学校までの送迎を行う業務を委託して行うものでございます。  実施するためには課題がありまして、送迎車両看護人員の確保にありますが、現在、市内の事業所関係部署と調整を図り、協議を進めておるところでございます。実施時期は、まだ未定なんですが、体制が整い次第実施していこうと考えております。  人数なんですが、今現在数値を持っておりませんので、ちょっと申しわけありません。 ○主査広瀬和彦君) 大本分科員。 ○分科員大本千香子君) 学校と自宅、いわゆる通学ということで、今回、助成制度を、委託事業をされるんですけれども、ちょっと医療的ケアの御家庭にとって、通学という、どうしても義務教育で行かなきゃいけないというところの補填は大変ありがたいと思うんですね。それが確保できないと、全部御家族で送迎するような形になるので。なおかつ、保護者の就労もままならない状況になりますし、使い勝手のよさというのは、例えば保護者が運転しているときに看護師さんが横にいて一緒に行くような形になるのか、それとも、保護者は全く同乗せずに看護師さんと別の者で移動することになるのか。そういった使い方の形というのは、どんなふうな形を想定されているんでしょうか。 ○主査広瀬和彦君) 近藤福祉課長。 ○福祉課長近藤鉄也君) 今回の医療的ケア児通学支援についてなんですが、保護者の方も当然就労継続が一番大切なところでありまして、なかなか通学を子供さんと一緒にするのに就労ができないという状況がある中で、今回の通学支援については、介護タクシーの事業所等に、今、調整しているところなんですが、そちらで運転手を確保して、看護師については、今、教育委員会に配属されている医療的ケアの専門員と連携しながら、今回の通学支援を行っていきたいと考えております。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。
     水田分科員。 ○分科員(水田豊君) 同じ医療的ケア児の支援業務委託料に関してなんですが、法改正による市独自の新事業ということでお答えをいただきました。実施時期は事業者と相談して、可能なときからやるということもお伺いしました。  これまでは、法改正があるまでは、障害児の移動的支援事業というものがあって、ただし、これは通学通勤には原則認められないというようなこれまでの制度があって、これの拡充みたいなことも関連、そういうお子さんをお持ちの親とか、そういうところからも要望が出ていたと思うんですが、これとは全く別と、市独自でやっていくことをお聞きしましたが、逆に移動的支援事業みたいなものは、府中市においては該当するようなものがあったんでしょうか。 ○主査広瀬和彦君) 近藤福祉課長。 ○福祉課長近藤鉄也君) 移動支援事業についてなんですが、障害者支援事業所による移動支援で、原則通学は対象外になっております。市が特別に許可を出して実施することは可能なんですが、その取り組みの中で、市内の障害者事業所と近隣の移動支援事業所にお願いしてみたんですが、実際、車両の確保と看護師の確保、そういった中で、運営体制が整えることができないことで、こちらのサービスは実施に至っておりません。 ○主査広瀬和彦君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) なければ、歳出の3款民生費の質疑は、これにて終了いたします。  続いて、4款衛生費、1項保健衛生費と、これに関連する歳入について、質疑のある方は、順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) なければ、4款衛生費の質疑は、これにて終了いたします。  そのほかにありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) なければ、本案に対する質疑は、これにて終了いたします。  続いて、議員間討議についてお諮りいたします。  本議案について、議員間討議を要求される方は挙手を願います。                〔挙手する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) それでは、本議案については、議員間討議を実施いたしません。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○主査広瀬和彦君) 次に、議案第65号「令和4年度府中国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長唐川平君) 補足説明はございません。慎重なる審議をお願いいたします。 ○主査広瀬和彦君) これより、本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) なければ、本案に対する質疑は、これにて終了いたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○主査広瀬和彦君) 次に、議案第66号「令和4年度府中介護保険特別会計補正予算(第1号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長唐川平君) 補足説明はございません。慎重なる審議をよろしくお願いいたします。 ○主査広瀬和彦君) これより、本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) なければ、本案に対する質疑は、これにて終了いたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○主査広瀬和彦君) 次に、議案第67号「令和4年度府中後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  唐川健康福祉部長。 ○健康福祉部長唐川平君) 補足説明はございません。慎重なる審議をよろしくお願いいたします。 ○主査広瀬和彦君) これより、本案に対する質疑を行います。  質疑のある方は、順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査広瀬和彦君) なければ、本案に対する質疑は、これにて終了いたします。            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○主査広瀬和彦君) 以上で、予算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については、御一任願います。  以上で、予算特別委員会厚生分科会を散会いたします。                午後1時39分 散会...